10月30日

お知らせ

 
 

『アートコレクター』の最新号に、9月にサザビーズ・ロンドンにて催されたデミアン・ハーストのワンマンオークション「Beautiful Inside My Head Forever」についての取材記事を寄稿しました。全品新作、画廊の介入なしという前代未門のこのセールを共同企画した同オークションハウスのオリバー・バーカー氏に、貴重なお話を伺いました。バーカー氏はオークションの当日、壇上でハンマーを握っていたご本人になります。こちらでウェブ版が読めます。(トコ)

 

10月17日

Frieze Week 2008 Photo Gallery 掲載

 
 

アートフェアのレポート第一弾としてフォト・ギャラリーを掲載しました。

 

10月15日

アートフェアウィーク 速報

 
 

新しいアートフェアと、昨日オープンした美術展をご紹介。
Red Dot London
2007年にNYで誕生したアートフェアのロンドン版が上陸。フリーズ・アートフェアの会場から徒歩圏内のホテルThe Radisson Edwardian Grafton Hotel にて開催。イギリスとアメリカを中心に画廊24団体が参加。10月16日から19日まで。詳しくはこちら

■ Cildo Meireles @ Tate Modern
コンセプチュアル・アートの第一人者として知られるブラジルの美術家、シウド・メイレリス(Cildo Meireles)の盛大な個展がテート・モダンで開始した。政治と哲学と美学が凝縮した展示は、神秘的な空間が次から次へと幕を開ける『不思議の国のアリス』のような世界。ソファーからゴミ箱まで室内の家具や調度品が赤一色で統一された『Red Shift 』や、1000個の時計と6000本の定規がチクタクチクタクと狂ったように音を立てる『Fontes』など、なかば悪夢に近いシュールな世界を味わうことができる。一風変わったところでオススメなのが、タルカムパウダーが雪のように積もる『Volatile』。部屋の中はパウダーでもうもう。歩く度に長靴がずぼずぼと粉の中にのめりこみ、重力のバカに強い月面を歩いているような感覚を体験できる。メイレリスの作品は概念と想像力が見事に合わさったインスタレーション・アートの傑作。テート・モダンに行かれる方はどうぞお見逃しなく。2009年1月11日まで。

 
Cildo Meireles
Red Shift 1967-84
Tate Modern

Photo: Toko
 

10月14日

レビュー掲載

 
  テート・モダンで今日から始まるドミニク・ゴンザレス・フェルステル展のレビューを速攻で載せました。
 

10月11日

Frieze Week 来週に迫る!

 
 

「フリーズ・ウィーク」という名称で親しまれるようになった毎年恒例のアートフェア開幕まであと数日。ヨーク公の元兵舎に移ったサーチギャラリーが今週からオープンし、来週14日からはテートモダンのマンモス展示「ユニレバー・シリーズ」が始まるなど大忙しのロンドンのアートシーンですが、その一方でサテライトフェアのYear08とBridgeがキャンセルになるなど、不況の煽りを感じなくもない今年のフェア。そのハイライトを手短にご紹介。

 
Cang Xin
Communication, 2006

新しくオープンしたサーチ・ギャラリーの展示から。展示室の床を舐める男(作家自身)の超リアルな立体。

Frieze Art Fair
マンモスという言葉がぴったりのイギリス最大の国際アートフェア。今年もリージェンツ・パークの会場に世界のトップギャラリー150団体が集合し、世界の名だたるアーティストの作品が披露&販売される。各画廊での展示のほか、「フリーズプロジェクト」としてシール・フロイヤー、イェッペ・ハイン、アンドレアス・スロミンスキーなど注目の作家11名が会場の内外で作品を発表する予定。このフェアは会場が巨大なので一日たっぷり時間をかけても見たりない。(正直言って、これを見たあとは他のフェアとイベントがすさんで見えます)。
10月16日から19日まで
詳しくはこちら

 
去年のフリーズ・アート・フェアでは、お札に絵を描くパフォーマンスを行なったチャップマン兄弟が話題をさらった。

■ Zoo Art Fair
ここ数年レベルが急上昇しているロンドンのアートフェア二番手。今年はオープン6年以下の若手画廊57団体が出展。活きのいい若手作家の作品をまとめて見れるのがこのフェアのいいところ。買い目的の方にも、一点数百万円が当たり前のフリーズに対し、こちらはまだ少しはお手ごろ。会場は去年と同じロイヤル・アカデミーのバーリントン・ガーデンズ側の別館。グループ展「Los Vinilos」のほか、レザ・アラメッシュ, ニナ・ベイヤー, ダグ・フィッシュボーンらによるパフォーマンス、映像作品のスクリーニングも実施される。
10月17日から20日まで、詳しくはこちら

SCOPE London
一年振りにロンドンに戻ってくるアメリカ生まれの都市移動型のアートフェア。今年の会場はセント・ジョーンズ・ウッドにあるロード・クリケット場(Lord's Cricket Ground)の中。フリーズの会場から徒歩圏内なのが嬉しい。コレクター向けのイベントが充実していて、世界の有名コレクターを落札して一時間みっちりと作品購入の秘訣について教えてもらえる「Collector Mentorship Auction」や、サーペンタイン・ギャラリーのディレクターでもある名物キュレーターのハンス・ウルリッヒ・オブリストらによるコレクター向けのレクチャーなどがある。また会場内の特別展覧会ではサーチ・ギャラリー所蔵の中国の現代アートが紹介される。
10月16日から19日まで、詳しくはこちら

ここまでが一般的なアートフェア。以下はアートフェアにあやかった豪華展示イベント。

■ Kounter Kulture
既存のアートフェアに対抗し、今年から新たに加わったイベント。画廊参加型の形式を取らず、若手、中堅を問わず大勢のアーティストが集まり作品を見せる。つまり基本的にはグループ展だが、販売も兼ねているようだ。会場はブリック・レーンのオールド・トルーマン・ブリューワリー。スチュワート・センプル、ピュア・イーヴィル、デイヴ・ホワイトなどグラフィティ系のポップな作家と中国人の参加が目立つ。 10月15日から19日まで、詳しくはこちら

■ The Future Can Wait
こちらも同じくブリック・レーンのオールド・トルーマン・ブリューワリーで開催される大型グループ展。「The New London School」と題を打ち、若手と中堅あわせて50人が一挙に紹介される。去年のバージョンはここでのお披露目のあと香港と中国に巡回したとか。
10月15日から19日まで、詳しくはこちら

■ The Free Art Fair
アートフェアに対抗して去年から始まったこの企画は、入場無料、最終日に無料で展示品をすべてプレゼントしてしまおうというアーティスト主導のイベント。去年の成功を受けて、今年はギャヴィン・タークやステラ・ヴァインなどの売れっ子をはじめ、リバプール・ビエンナーレでも活躍のアーティスト・アノニマスなど50名が参加。場所はマーブル・アーチ駅裏手。会場の数が去年よりも増えて、New Quebec StreetとSeymour Placeの両方で行なわれる。もし去年と同じような感じであれば、フリーズがオートクチュールなのに対しこちらは商店街の洋品店。最後の「持ってけ」無料セールは19日の6時からスタート。
10月13日から19日まで、詳しくはこちら

 

10月5日

Brighton Photo Biennial 2008

 
 

10月3日から始まったブライトン・フォト・ビエンナーレ2008のプレス内覧会に行ってきました。「Memory of Fire」と題された今年の展示のフォーカスは、ベトナム戦争からイラク戦争まで暴動、殺戮、拷問、レイプなどの写真を集めたハードコアなフォト・ジャーナリズム。

 
Thomas Hirschhorn
The Incommensurable Banner (detail)
at Fabrica
Photo: toko

キュレーターのジュリアン・スタラブラス氏の案内のもと、ビエンナーレのハイライトであるブライトン大学内のギャラリーで開催中の企画展「Iraq through the lens of Vietnum」、ファブリカで開催中のトーマス・ヒルシュホルン「The Incommensurable Banner」、ライトハウスで開催中のヘールト・ファン= ケステレン「Why, Mister, Why?」の三展を見てきましたが、これが美術展にしては異例なほど迫真に迫る展示。アブグレイブ刑務所での捕虜虐待の写真を何十枚と見た後に感想を聞かれて思わず正直に、「いま気分が悪くてそれどころじゃありませんよ」と言ってしまいましたが、新聞や雑誌で見てきた報道写真がいかにセンサーシップを受けた後のなまっちょろいものであり、現実を歪めたものであったか、またアメリカ政府のプロパガンダとしてのイメージ操作など、そこら辺のことをたっぷりと考えることができます。

上の三展を含めてブライトン広域でオフィシャル企画が15展、「Brighton Photo Fringe」の括りのもと非公式イベントが60展ほど同時開催されています。フィリップ・ジョーンズ=グリフィス、スーザン・メイゼラス、ドン・マッカラン、セバスチャン・サルガド、イモン・ノーフォーク、ブルームバーグ&チャナリンなどが主な参加者。会期はやや短めで11月16日まで。詳しくはまたそのうちに。(トコ)

Brighton Photo Biennial 2008
Brighton Photo Fringe 2008
Fabrica
Lighthouse

 

10月4日

レビュー掲載

 
 

ターナー賞のレビューを載せました。

 

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お知らせ
(10.30)

Frieze Week 2008 Photo Gallery 掲載
*サンチアゴ・シエラ
*アンソニー・マッコール
(10.17)

アートフェアウィーク 速報
(10.15)

レビュー掲載
*ドミニク・ゴンザレス・フェルステル

(10.14)

Frieze Week 来週に迫る!
(10.11)

Brighton Photo Biennial 2008
(10.5)

レビュー掲載
*ターナー賞2008
(10.4)