9月27日

サーチギャラリー サウスバンクから撤退

 

数時間前に、サーチギャラリーが移転を表明した。

ギャラリーの移転先は、ロンドン西部のチェルシー地区。スローンスクウェア付近にあるかつての軍用建物、近年ではアートフェアなどの会場として使われている「Duke of York's HQ Building」が新拠点となる。


現在より若干広くなるという新ギャラリーは、来年4月からの改築工事を経て、2007年にオープンする予定。それまでは現在のギャラリーで展示が続けられるという。

サーチギャラリーと言えば、2年前にロンドン北部から現在のテムズ河沿いのカウンティーホールに移ったばかりだ。こちらの展示室は、内装がクラッシックな木目調と定番からずれているため、現代美術の展示には不向きではないかとの声もあったが、たった2年で撤退とは早い。

ギャラリーから届いたプレスリリースによると、今回の移転の決断には、以前にも報道されたカウンティーホールのオーナーとの確執が少なからずあるようだ。

「[カウンティーホールに移ったのは]様々な点で大成功でしたので、ここを去るのはとても残念です。しかし、建物の家主の振る舞いよって長期借用ができなくなってしまいました」とサーチ氏。

「彼からの果てしない嫌がらせでギャラリーのスタッフは参ってしまっています、こんな悪意にみちた環境ではギャラリーが発展できないと思いました」と、氏はさらに続けている。

「家主」「彼」と固有名詞を出さずに書かれた氏のコメント。知らなければさらりと無視しまえるところだが、知っているうえにそれが日本の企業となるとそうもいかない。

その企業とは、大阪市に本社がある不動産管理会社の白山殖産。そしてサーチ氏の言う「彼」とは、これまでの経緯から推測すると、同社の岡本氏のようだ。こちらのメディアではもっぱら「マック」岡本という名で報じられている。

両者の犬猿の仲は、メディアが大々的に報じたためこちらではかなり有名だ。ギャヴィン・タークの「寝袋」−まるで本当の浮浪者が寝ているようにリアルにできた立体−を岡本氏が蹴ったとか、デュアン・ハンソンの彫刻に損傷を与えたなどと報道されたことがある。

白山側からのコメントが出ていないためこれ以上の詮索は避けたいが、相手が相手だ。もうすでにビッグニュースになっている。(トコ)

詳しくはこちらで:
BBC
The Guardian

過去の報道はこちらで:
The Observer
The Daily Telegraph

サーチギャラリー関連のfoglessの記事:
2005年1月18日(ハーストの「鮫」アメリカに)
2004年11月29日(テートvsサーチ B・アートお蔵行き?)
2003年12月2日(サーチがハーストを大量放出)
2003年4月16日(ハーストとオフィリに振られたサーチ?)
2003年3月7日(サーチギャラリー開館日決定!)
2002年9月13日(サーチ・ギャラリー来年春オープン)
スペシャルレポート(ブリットアートの傑作が灰に)
レビュー1(The Triumph of Painting)
レビュー2(Galleon and Other Stories)
レビュー3(New Blood)
レビュー4(Jake & Dinos Chapman)

 

9月19日

スペシャル・レポート:Rock the Future

 

脱ロンドンレポート英国編シリーズ2弾として、リヴァプールのFACTで先月26日から始まった日本人展、「Rock the Future」のレポートを載せました。FACTのディレクターのケリ・ハンド氏のコメント付きです。

 

9月19日

まとめて展覧会:9月オープニング・ウィーク

 

■ 夏休み気分もすっかり終わり、先々週、先週あたりから新しいショーが続々とスタートした。まずはウェストエンドからで、アンソニー・レイノルズ・ギャラリーで始まった土屋信子の個展。ロンドンではサーチギャラリーの「New Blood」展以来となる土屋の作品は、ペットのような可愛らしさがある一方で、記憶に留めたり言葉にするのが途轍もなく難しく、そのせいもあってか見るたびに新たな発見がある。

 
Nobuko Tsuchiya
8 Legged Hypnotic Witness, 2005
Courtesy the Artist and Anthony Reynolds Gallery
アーノルフィニで展示中の土屋氏の作品

土屋氏の今回の展示は趣向が凝っていて、10日に改築オープンしたばかりのブリストルアーノルフィニの展示『This Storm Is What We Call Progress』と連結。観客は、アーノルフィニの「8本足の催眠術にかかった目撃者」からアンソニー・レイノルズ二階の「ジュークボックス」へ、そしてさらに一階のジュークボックスから飛び出した「歌」へとスカルプチャーを旅して回るというコンセプトがベースになっている。10月9日まで
アーノルフィニは10月23日まで


土屋氏といえば、二年前のヴェネツィア・ビエンナーレで華々しくデビューしたのが記憶に新しいが(詳しくはこちらこちらで)、その同じ企画展に選ばれていたイスラエルの画家アブネル・ベンガル(Avner Ben-gal)の個展がセイディー・コールズHQでスタート。同じくこちらも「何」と特定できない内容で、人なのか風景なのかさえも定かではないが、全体的に灰色がかった憂鬱な色彩が、良からぬシーンであることを暗に仄めかしている。10月15日まで

■ しかしこのベンガルの暗さも、真っ黒の額が8枚葬式のように並ぶティモシー・テイラー・ギャラリーアダム・ファス(Adam Fuss)の展示には敵わない。一見、70年代の抽象画のように見える作品は、フォトグラムと呼ばれるレンズを用いずにくつったシルエット写真で、近づいてよく見ると子供の姿が亡霊のように浮き上がってくる不気味なもの。奥の展示室には、ジャクソン・ポロックを思わせるラージサイズのフォトグラムが展示されていたが、こちらの模様は、粉の上を這った蛇がつくった跡だとか。その横の肥大化した蝶のサナギの写真も含めてすべてが重い。10月14日まで

■ そして偶然にもそのサナギが蝶にかえるとともに白黒からカラーの時代に移ったのが、ホーンチ・オブ・ヴェニソンダイアナ・セイター(Diana Thater)の映像。窓にオレンジや黄色のセロファンを貼った即席のダン・フラヴィン風の展示室で、蝶、鳥、トラをモチーフにした「野生の王国」のような映像を見せているのだが、これが非常に奇麗。空間の色をコントロールするだけで映像の見え方がこうも変わるものなのかと、改めて映像インスタレーションのパイオニアと言われるだけのことはあると納得。9月29日まで

 
Diana Thater
Perpetual Motion (two)
Haunch of Venison
Photo: Toyoko Ito

■ さて、場所はイーストエンドに移って、ホワイト・キューブでは南アの作家キャンディス・ブレイツ(Candice Breitz)の個展がスタート。ブレイツは去年のバーゼルアートフェア、今年のヴェネツィアと国際シーンでめきめきと頭角を現している注目の作家のひとり。今回は今ヴェネツィアで展示中の「Mother + Father」と一緒に、マドンナの熱狂ファンによる熱唱シーンを収録した「Queen」を展示。実はこの「Queen」にはマイケル・ジャクソンのファンを収録した「King」という姉妹版があり、そちらは現在NYのソナベンド・ギャラリーで展示中だとか。ブレイツの作品についてはまた後ほど別枠でレポートしたい。10月8日まで

■ 同じくイーストエンドのインテリム・アートでは、日本でも大人気、去年幸いにもインタビューを取らせてもらったヴォルフガング・ティルマンス(Wolfgang Tillmans)の個展がスタートした。撮った写真だけでなく展示の仕方にも定評のあるティルマンスだが、今回はその分野で今までにない冒険に出た。彼の定番であるプリントした写真を額に入れずにピンで留めるというカジュアルな展示法が影を潜め、テーブルを使った陳列棚のような展示フォーマットに変わった。これは必見です(特に二階の展示が)。10月9日まで

■ ティルマンスが陳列棚ならば、サウス・ロンドン・ギャラリーで始まったマーク・ダイオン(Mark Dion)は博物館ひとつを作り上げてしまったような入れ込みよう。展示室にはジュラ紀に全盛を迎えた爬虫動物「魚竜」のレプリカから本物のピラニアまで、自然史&科学博物館から失敬したような「物」がズラリ。またこの展覧会では「展示」という枠をこえ、現役の科学者を巻き込んでのリサーチが進行中。ギャラリーの裏庭に設置されたフィールドユニットで作業をしているそうなので、是非訪ねてみてほしい。10月30日まで

■ 最後は、ポスト・チャップマン兄弟と呼びたくなってしまうパンク精神旺盛な二人組み、オリバー・ペイン&ニック・レルフの個展で、場所はサーペンタイン・ギャラリー。クラブ、スケボー、グラフィティーなどのサブカルチャーから田舎の養鶏所や鹿狩りのシーンまで(鹿の代りに人が殺されちゃったそうなんですが)、英国の津々浦々を映した映像7本を展示。ドキュメンタリーから抽象映像、アニメまで幅広いスタイルが、ノリのいい音楽とモノトーンな語りを伴って展開。全部通しで見ると軽く2時間半は掛かるので、どうぞそのつもりで。10月2日まで (トコ)

 
Oliver Payne & Nick Relph
Mixtape, 2002
35 mm film transferred to dvd, 30 min
Photo courtesy of Gavin Brown's enterprise, New York
©2005 Oliver Payne & Nick Relph

 

 

9月16日

両腕のない妊婦のヌード像

 

通称「四番目の台座(forth plinth」ことトラファルガー広場の空の台座に、両腕のない妊婦のヌード像が登場した。

大理石でできた全長3.55メートルのヌード像「Alison Lapper Pregnant」は、自らの血液を凍らせて作ったセルフポートレートなどで知られる、ヤング・ブリティッシュ・アーティスト世代の作家、マーク・クインの作品。

 
Marc Quinn
Alison Lapper Pregnant, 2005
Trafalgar Square
Photo: Toyoko Ito

作品のタイトルにもなっているモデルのアリソン・ラッパーは歴とした実在の人物で、両腕がなく両足も異常に短いという生まれつきの障害を持った女性。

今回の作品は今から5年前、アリソンが妊娠8ヶ月の時に作られたに等身大サイズの彫刻の拡大版で、去年ナショナルギャラリーで開かれたコンペティションで選ばれた二作のうちのひとつ。作家がイタリアに10ヶ月滞在して制作したとか。

「トラファルガー広場には、国会議事堂のブーディカの像につながる女性らしさが必要だと思った。(中略)アリソンの彫刻は新しいヒロイン像になることだろう」と作家は語っているが、人々の反応の方は賛否両論のよう。(トコ)

詳しくはBBCのサイト
フォグレス内の関連記事:
日誌2004年3月16日
日誌2003年12月11日
日誌2003年7月28日
レビュー(ホワイト・キューブ個展, 2001年1月)


 

9月6日

英国の心の一枚:JMWターナー

 

JWMターナーの油彩、『解体されるため最後の停泊地に曳かれてゆく戦艦テメレール号,1838』が、6週間にわたる一般投票のすえ、英国一の絵画に選ばれた。

ターナーが1939年に描いたこの作品は、帝国海軍で活躍したテメレール号が務めを終え、解体場へと向かうの最後の航海シーンを描いた叙情感溢れる一枚。今年200年祭を迎えるトラファルガーの海戦に参加した軍艦でもあることから、タイムリーな結果といえる。

 
J.M.W Turner
The fighting Temeraire tugged to her last berth to be broken up, 1838 (1839)
© The National Gallery, London

ターナーの『解体…』が獲得した票数は、総票数118,877のうち31,892票。同時期の英国の風景画家で二位のジョン・コンスタブル『干し草車』に約一万票の差をつけての一位。三位はフランス印象派、エドワード・マネの『フォリー=ベルジェール劇場のバー』。

The Greatest Painting in Britain』と題されたこの企画は、これまでにも似たような投票シリーズを企画してきたBBCラジオ4トゥディナショナルギャラリーによる共同企画。

一般から寄せられた候補作品のなかから、専門家3名の監修のもと8月上旬に最終候補10点が選ばれ、同ラジオ局のホームページを通じて昨日まで投票が行われた。

ターナーの受賞もさることながら、私にとって興味深いのが、最終候補に残った作品。10作中9作までが15世紀から19世紀に描かれた、所謂オールドマスターズが占め、戦後の作品はデイヴィッド・ホックニー1点という配分。(末尾のリストを参照)

70年代前半でぷっつりと途絶えるこのセレクションは、コンセプチュアルアートの台頭により絵画の危機が叫ばれた時期と重なり、ことあるごとに言われてきた「絵画の死」を象徴しているように受け取れなくもない。

しかしそう感じる一方で、新聞の一面に現代美術の記事が載ることが珍しくない英国の昨今を考えると、その盛り上げ役のターナー賞やYBAの存在が微塵も反映されていない最終候補には考えさせられてしまう。

 
Edouard Manet
A Bar at Folies-Bergere (1882)
© The Samuel Courtauld Trust, Courtauld Institute of Art Gallery, London

実際、ターナー賞の過去の受賞・ノミネート者のリストをみると、ハワード・ホジキン、イアン・ダヴェンポート、ピーター・ドイグ、クリス・オフィリなど少ないながらも画家は存在するし、あのデミアン・ハーストでさえ絵画を描いているが、誰も入っていない。今年一年間を絵画の年と銘打って、現代絵画の復活に力を入れているサーチ・ギャラリーの努力も虚しく、70年代で止まったままだ。

しかしこれだけ多くの人が投票をしたとなると、絵画という物自体がコミュニケーション能力を失ったとは考えにくい。となると、現代の絵画が私たちの心を捉えられないということになるのだろうか。

だとしたらこれは単に絵画だけの問題なのだろうか。もしかしたら現代美術全体に言えることなのではないだろうか。90年代から続いている現代美術ブームなんてものも、美術関係者とメディアが作り上げた虚構なのではないのだろうか。

絵画に対する一般の関心を高めるとともに、それについてのディベートを活性化する試みで行われたこの企画。こう疑問が尽きないところをみると、少なくとも筆者にはその効果があったと思う。(トコ)

最終候補10点(上位から順に)

1.JMWターナー 『解体されるため最後の停泊地に曳かれてゆく戦艦テメレール号,1838(The Fighting Temerainre tugged to her Last Berth to be broken up, 1838)』, (1838), 31,892票

2.ジョン・コンスタブル 『干し草車 (The Hay Wain)』, (1821), 21,711票

 
David Hockney,
Mr and Mrs Clark and Percy (1970-1), Tate. Presented by the Friends of the Tate Gallery 1971
© David Hockney

3.エドワード・マネ 『フォリー=ベルジェール劇場のバー (A Bar at Folies-Bergere)』, (1882), 13,280票
 
4.ヤン・ファン・エイク 『アルノルフィニ夫妻の結婚 (Arnolfini Portrait)』, (1434), 11,298票
 
5.デイヴィッド・ホックニー 『クラーク夫妻とパーシー (Mr and Mrs Clark and Percy)』, (1970-1), 8,890票
 
6.フィンセント・ファン・ゴッホ 『ひまわり (Sunflowers)』, (1888), 8,603票
 
7.サー・ヘンリー・レーバーン 『ダディングストン湖でスケートに興じる師 (Revd Dr Robert Walker Skating on Duddingston Loch)』, (1795), 8,189票
 
8.フォード・マドックス・ブラウン 『イギリスの見納め (The Last of England)』, (1852-55), 5,283票
 
9.ピエロ・デッラ・フランチェスカ 『キリストの洗礼 (The Pabtism of Christ)』, (1450's), 5,028票
 
10.ウィリアム・ホガース 『道楽者のなりゆき (A Rake's Progress)』, (1733), 3,999票

BBC Radio 4 Todayのサイト
National Galleryのサイト

 

9月5日

ハースト マナーハウスの主に
 

鮫のホルマリン漬けで知られるデミアン・ハーストが先週の金曜日、グロースターシャーにある重要建築物指定のマナーハウス、トディントンを3ミリオンポンド(6億円)で購入したことを表明した。

マドンナのアッシュコームじゃないが、ひと目惚れしたというハーストのマナーハウスは、総面積124エーカー、部屋数300の大豪邸。19世紀前半に建てられたゴシック建築様式の傑作として知られている。

しかしそのマスターピースもここ20年は幽霊屋敷だったようで、イングリッシュ・ヘリテージが買い手を当るなか、豪華ホテルやオペラハウスとしての使用も一時検討されていたようだ。

建物は荒廃が進み、修復に10ミリオンポンド(20億円)かかるという。完了した暁には、ハーストのコレクションを収蔵する美術館になるそうだが、グロースターシャーまで行くのはかなり大変そう。

それにしてもマナーハウス(領主のお屋敷)とはまた実にセレブっぽい。アーティストも名声と金の次はやはり地位なのだろうか。そう言えばイーストエンドにギャラリーを開くという話があったが、あれは一体どうなったのだろうか。(トコ)

BBCの記事
The Guardianの記事

 

9月3日

スペシャル・レポート:CAN05
 

脱ロンドンレポート英国編シリーズ1弾として、7月〜8月にかけてノリッチ(Norwich)で開かれた国際現代美術際「CAN05」のレポートを載せました。

「またロンドンじゃないの?」と思われた方ゴメンなさい。もちろんロンドンもこれまで通りレポートしていきますが、この秋はヴェネツィアに続きちょっと遠出をしたいと思っています。ちょっと気が早いですが第二弾は、リヴァプールのFACTで先週から始まった、日本人若手作家3組を集めたグループ展「Rock the Future」を予定しています。出品作家はメディアアートの最先端をいくクワクボリョウタ、るさんちまん、exonemoのみなさん。詳細はFACTのサイトでご覧下さい。お薦めです!

 
オープニングの当日にFACTのカフェにてキャッチしたアーティストのみなさん。左からexonemoの赤岩やえ氏と千房けん輔氏、右がクワクボリョウタ氏。
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このページの掲載内容

サーチギャラリー サウスバンクから撤退
(9.27)

スペシャル・レポート:Rock the Future
(9.19)

まとめて展覧会
*土屋信子
*A.ベンガル
*A.ファス
*D.セイター
*C.ブレイツ
*W.ティルマンス
*M.ダイオン
*O.ペイン&N.レルフ
(9.19)

両腕のない妊婦のヌード像
(9.16)

英国の心の一枚:JMWターナー(9.6)

ハースト マナーハウスの主に(9.5)

スペシャル・レポート:CAN0s (9.3)