11月29日

テートvsサーチ B・アートお蔵行きの運命?
 

デミアン・ハーストの「鮫」、トレイシーエミンの「ベッド」ら90年代ブリット・アートの最高傑作2,500点、総額にしておよそ200ミリオンポンド(388億円相当)の作品群が、テート・ギャラリーから「お断り」の返事を受けていたことが明らかになった。

「鮫」や「ベッド」の持ち主のチャールズ・サーチ氏がテートのディレクター、ニコラス・セロータ氏に接触を取ったのは、サーチ氏がテムズ河沿いのカウンティー・ホールにギャラリーを開いた2003年のこと。

報道によると、サーチ氏がこの話を持ちかけたのは、氏のギャラリーとそれが入館する建物の所有者である日本の企業、白山殖産(株)との間でいざこざが起きていた頃。「カウンティー・ホールからテート・モダンの「放置された'オイル・タンク'に作品を移したい」と、サーチ氏自らが旧知の仲であるセロータ氏に電話をしてきたようだ。

しかし、これに対するセロータ氏の答えは「NO」。理由は、オファーの内容が「寄贈(gift)」ではなく「貸付(loan)」だったため。「作品を借り受けるためには、高額な費用を伴うギャラリーの改築が免れられない」と、氏はその場で説明し断ったという。

「サーチ・コレクションの主要な作品については、寄贈もしくは購入という形であれば、有難く受けたいという姿勢を常に明確にしてきました」。「…寄贈してもらえるのであれば、このうえなく寛大な行為としてテートの理事達も大喜びすることでしょう」と、テートのスポークマンも語っている。

今日の新聞各紙で報じられたこの一件は、テートが先月、価格にして約2.5ミリオンポンド(4億8千万円相当)の作品をデイヴィッド・ホックニーら現代作家23人から寄贈されたばかりという事実と照らし合わせると興味深い。こちらのオファーは、法外な値をつける美術品が多々ある中、わずかな助成金と寄付金だけでは太刀打ちできないと悲鳴をあげる美術館側から、「非常に寛大」と大歓迎を受けた。

また、サーチ・ギャラリーに着目するならば、ギャラリー撤退という事態をも招きかねない主要作品の貸付の話が、オープンしたその年に水面下で進んでいた点が興味深い。「僕が確信しているアーティストの作品が、彼らが年金受給者になるまで展覧会で拝めないなんて嫌なこと」と、氏自らが言って開いた"YBA美術館"の舞台裏で、こんなことが起きていたとは意外な発見だ。

加えて、だいぶ前に交わされたこの会話が今公表されたというタイミングも見逃すわけにはいかない。ステラ・ヴァインの一件以来静かだったサーチ・ギャラリーが、来年の展示をこれまでの国内の若手を主体とした企画から国際アートシーンで活躍する画家へと切り替えると発表したのが先月のこと。発行されたリリースには、開館当時からハイライトとして展示されていたた「ベッド」や「鮫」などYBAの作品もすべて外されると書かれていた。

今となっては作品を手放す気はないと語っているサーチ氏。だが、作品の押し付け合いのようにも受け取れなくないこの茶番劇から受ける印象は、「僕が確信しているアーティスト」という言葉から伝わるトーンとは別のもの。サーチの展示室から消えることになる前に、テートからもお断りを受けていたブリット・アートの“傑作”たち。行き先はきっとご想像の通り。火事が起きないことを祈りましょう。(トコ)

BBCの記事
The Guardianの記事
テートへの寄贈品に関する記事 (The Guardian)
サーチ・ギャラリーの新路線に関する記事(The Guardian)

11月26日

ギャラリー廻り:コークストリート界隈
 

移転とクローズが相次いだコークストリートに、新ギャラリーが開廊。

Ben Brown Fine Arts @ 21 Cork Street
道のちょうど中間あたり、フラワーズ・セントラルの上の階に先月開廊したベン・ブラウン・ファイン・アーツ。オープニング展はベッヒャー派のひとりで、昨年のヴェネツィア・ビエンナーレでドイツ代表を務めた写真家、カンディダ・ヘーファー(Candida Hofer)。展示品は格式と威厳ただよう図書館を撮影した写真シリーズで、ギャラリストのブラウン氏同行のもと撮影を行ったというダブリンの国立図書館や、『ケルズの書』が保管されている同じくダブリンのトリニティー・カレッジ内旧図書館をはじめ、アメリカ、オランダ、スイスの図書館の内装が重厚かつ微細に収められている。
041014 - 041204, Ben Brown Fine Arts

 



Photo: Toyoko Ito

日本式でいう建物の二階にあるベン・ブラウンのギャラリーは、カンディダ・へーファーの写真が栄える、すっきりとした素敵なスペース。

来年2月に開かれる次の展示では、イタリアの戦後美術を代表するルチオ・フォンタナの絵画と立体を展示。イタリアの個人コレクターから集めた30点を超えるレアな作品が展示されるそう。






Bernard Jacobson Gallery @ 6 Cork Street
バーナード・ジェイコブソンと言えばこの界隈のクリフォード・ストリートに店を二軒構え、業界、特にアートビジネスにおいて一目置かれた存在だが、そのギャラリーがいよいよコークストリートにも進出。場所は今年の春にバックビジネスに徹することにしたエントウィッスルのスペースで、一階展示室でウィリアム・ティリアー展を開催中(本店でも開催)。興味深いことにこちら、まだ引渡しビジネスが完了していないようで、展示室奥と地下のオフィスの部分はまだエントウィッスルが使用。年内一杯こちらにいるそうです。
William Tillyer, 041126-0412XX

■ Medici Gallery @ 5 Cork Street
そのお隣。この夏までハーシュル・コンテンポラリー・アートがあった細長いスペースに新たに入ったのが、こちらのメディチ・ギャラリー。絵画を主に扱うこちらのギャラリーはフォグレスでの馴染みは薄いものの、この界隈に長いことあるギャラリーのひとつ。取扱い作家は現存の作家ばかりで、展示というよりは販売に力を入れている「売り絵」系のギャラリー。
Michael Bennallack Hart, 041105 - 041125

Alison Jacques Gallery @ 4 Clifford Street
こちらはコークストリートの突き当たり、クリフォード・ストリートにあるギャラリー。新装オープン組みではないが、経営者がアリソン・ジャック一人に変更になったようで、数ヶ月前に名前が「Asprey」から「Alison」に変更。今回の展示は一昨年ターナー賞にノミネートされたキャサリン・ヤスで、ライトボックを使った写真と映像作品の二部構成。高々と聳える壁を撮った映像が32分間も続く「Wall」は、パレスチナ人によるテロ行為から国民を守る為としてイスラエルが建設した問題の「防御壁」を捉えたもの。(トコ)
Catherine Yass, 041118 - 041223
キャサリン・ヤスの作品についてはこちらこちらでも

11月26日

余談…
 

ヴォルフガング・ティルマンス@ DAZED&Excite
Studio Voice2004年11月号Esquire2005年1月につづき、ヴォルフガング・ティルマンスについての記事『ユースカルチャーを超えて』をDAZED&Exciteに寄稿しました。(トコ)

11月22日

ギャラリー廻り:ウェストエンド
 

Keith Tyson @ Haunch of Venision
「キースって画家だったのね…」と感心してしまったこちらは、キース・タイソンのターナー賞受賞後初の個展。具象、抽象、ポップ調と様々なスタイルの絵画が、ホーンチ・オブ・ヴェニソンの3階建ての大空間を彩っている。展示の中心を占めるているのは、ショーのタイトルにもなっている『Geno/Pheno Paintings』シリーズ。こちらは一点が因果関係をなす二枚組みの絵画で構成。90年代より制作の「動機」と「結果」に関心を寄せてきたキースならではの、インスピレーション解説型アートとなっている。
041103 - 050108, Haunch of Venison

Craigie Aitchson @Timothy Tailor Gallery
ロイヤル・アカデミーで昨年回顧展が開かれたクレイギー・エイチソンは、ポエティックな絵画で知られるロイヤル・アカデミシャン。先週から始まったこちらの個展では、イタリア〜ロンドンの旅の合間にみた光景がインスピレーションとなっている。カラフルで素朴な絵柄は、絵本のカバーにぴったりなメルヘン風。でもよく見ると、磔シーンが忍ばされた隠れキリスト教絵画だったりする。今回はクリスマス用ギフトを狙ってのことか、15cmX12cmの小品が目立つ。小さくとも一点6,000ポンド(約120万円)と決してお安くはないが、既にほとんどの作品に赤丸シールが付いてしまっていたところが怖い。
041118 - 050115, Timothy Taylor Gallery

■ Kaori Nakayama @ Riflemaker
ロイヤル・アカデミー・スクールの卒業制作で発表した作品が評価され、個展が開かれることになったナカヤマ・カオリさん。ライフルメーカーの展示室用に再アレンジされた評判の作品『Appearance/Disappearance - Macro Micro Forest』は、アートの真髄をなす創造行為の逆、破壊行為によって生み出されたもの。構成は映像とサウンドで、宇宙誕生のプロセスのように真黒のスクリーンに光の破片が徐々に広がってゆく。魅力を感じたのは、その生産的な映像がガラスを砕くという作家の破壊行為によって生じている点と、映像に陶酔することを許さない凄まじい炸裂音。美とバイオレンスが表裏一体を成す不思議な作品だ。
041116 - 041231, Riflemaker (B1展示室)


Alain Miller @ Anthony Reynolds Gallery
何とも謎めいた絵画を発表しているアラン・ミラー。それは白浜のうねりから突き出た白骨のようだったり、白い空に羽ばたくカラスみたいだったり…、「何」と断定できな正体不明なものばかり。作品が謎なら作家も多くを語らぬ人のようだが、チラッと落としてくれたヒントによると今回の作品には手の影が忍ばされているとのこと。プレスリリースによると「バス停で会った見知らぬ人との会話」がインスピレーションとも。きっと賢い鑑賞方法はつべこべ考えることなく、ソフトでセンシュアルな絵画に身を任せること。(トコ)
041119 - 041218, Anthony Reynolds Gallery

11月22日

余談…
 

澤田知子インタビュー@ DAZED&Excite
ウィーンとフロリダで個展が開催中の期待の若手、澤田知子さんにインタビューをしました。欧米のメディアが「日本のシンディ・シャーマン」と絶賛する澤田さんは、巧みな変装術を使って、同世代の様々な女性に扮している現代美術家。写真界の芥川賞といわれる木村伊兵衛写真賞の今年の受賞者でもあります。
変わる私、変わらない私』, DAZED&Exciteに寄稿

11月12日

チャリティーの季節
 

 ArtVespa
クリスマス近しとあって、アート界の面々がチャリティーの分野で目立つこの頃。ついこの間、ベッカムのチャリティーでエミンが話題になったかと思えば、今度はモッズ・カルチャーのアイコン、ヴェスパと現代アートが握手。

ArtVesapa』に参加するのは、そのスタイリッシュな響きに恥じない人気作家5名。まずセンセーショナルな"ブリットアート"組みからは、やや控えめなスター、ギャヴィン・タークギャリー・ヒュームが参加。タークのデザインは、スクーターで路上のゴミ屑を派手に踏み潰したような、様々なパッケージのコラージュ模様。ヒュームのデザインは、彼の絵画と同じく絵柄はほとんどなし、控えめな色使いのシックないでたち。

黄緑のボディーに日本語で(!)「スロー・ダウン・アーサー、スティック・トゥ・30」と書かれたヴェスパは、同題の著書で知られるハーランド・ミラーの作品。ミラーは前出の二人と同じくあのホワイト・キューブで個展を開くなど、最近ではビジュアル・アートの分野でも大活躍の作家。

また、デリケートな切り絵を得意とするサイモン・ペリトンは、ピンクの幾何学模様が道路マップのように走る今回一番ポップなスクーターを発表。最後の作家で今回紅一点のジョージナ・スターは、彼女の作品同様、60年代のカルト映画「バニー・レークは行方不明」(監督O. プレミンジャー)に発想を得た一台を発表。

 





















上)Georgina Starr
courtesy the artist and Emily Tsingou Gallery, London

中)Gavin Turk
courtesy the artist and White Cube, London

下)Harland Miller
courtesy the artist and White Cube, London


Useful Links:
vespa
Piaggio
Britart.com
Eyestorm
Action on Addiction
Sotherby's

ArtVespaは今月23日から30日までEyestorm Galleryにて展示。入札はBritart.comにて現在進行中、オークションは展示最終日の30日、ウェストエンドのパーティー会場SketchにてSotheby'sの指揮のもと行われる。売上金はドラッグとアルコール中毒者の支援団体Action on Addictionにすべて寄付される。(トコ)

■ Band Aid 20
この冬最大のチャリティーといえば、日本にもとっくに届いているはず、20年振りに再結成されるバンド・エイドのニュース。

スーダンの飢餓救済のために、ミュージシャンのボブ・ゲルドフとミッジ・ユーロが集めた参加勢は、'84年の「元祖」バンド・エイドにも参加したボノ(U2)、ポール・マッカートニー、コールドプレーのクリス・マーティン、トラヴィスのフラン・フラン・ヒーリィ、ダイド、ロビー・ウィリアムなど豪華ラインナップ。

そしてそのCDをデザインするのが、先月のオークションで21億円を弾き出したあのデミアン・ハースト。この人選についてオーガナイザーは、「今回のレコーディングのメンバー構成はとてもコンテンポラリーだから、コンテンポラリーなアーティストにお願いしたいと思った」とBBCにコメント。ハーストも即答で承諾したようだ。レコーディングは14日で、リリースは29日とのこと。(トコ)

BBCの記事

■ Beckham Art

冒頭でも触れたこちらは、デイヴィッド・ベッカムの呼びかけにより今月4日に開催されたチャリティー・オークション。ターナー賞ノミネート作家のキャシー・ド・モンショーデイヴィッド・マッハの他、ピーター・ブレイクアントニー・ゴームリーなど作家25名が参加し、ベッカムを発想源とする作品を提供、60,000ポンドを超える売上を達成。これにチケット収益、寄付金をあわせた総額152,000ポンドがNational Deaf Children's Societyに寄付された。

このオークションのPRで大活躍だったのが、あのトレイシー・エミン。セミヌード姿でベッドに横たわるセルフポートレートを提供し、メディアに大ウケ。

「変に聞こえるかもしれないけど、私、みんな、あなたが誰でこの国のために何をしたか忘れてしまっているんじゃないかって時々思うの。ううん思うどころか、実は頭にきているの」といった調子の自筆メッセージが添えられていたとか。(トコ)

National Deaf Children's Society
BBCの記事

11月3日

アート界を牛耳る100人
 

『Art Review』の業界内実力者番付Power100が先週発表された。アメリカ勢に上位を奪われた今年は、1位がロンドン二号店を今春オープンしたアメリカのディーラー、ラリー・ガゴーシアン。2位が今月20日に本館が再オープンするMoMA(ニューヨーク)のディレクター、グレン・ローリー

英国勢のトップはテート四館のディレクター、ニコラス・セロータで順位は3位。一昨年1位、昨年6位だったチャールズ・サーチは17位にダウン。ジェイ・ジョップリンも25位から49位に、デミアン・ハーストも49位から78位に大幅ダウン。

その他の英国勢では、今年のプリツカー賞の受賞者で台湾のグッゲンハイム美術館の設計を担当するザハ・ハディドが20位。ディーラーでは、リッソン・ギャラリーの経営者ニコラス・ログズデイルセイディー・コールズがそれぞれ26位、38位と健闘。また、フリーズ・アートフェアの成功が評価されて主催者のマシュー・スロットーバーアマンダ・シャープが32位に初登場。

 












Photo: Keiko Kurita

5月にブリタニア・ストリートに開廊したガゴーシアンのロンドン二号店。長さ28メートルの展示室はロンドン一のサイズを誇る。

ギャラリーアーティストには、オープニングを飾ったサイ・トゥオンブリの他、マーティン・キッペンバーガー、ジェフ・クーンズ、ジョン・カリンなどが控える。また、デミアン・ハーストの米国における代理店としても知られる。

気になる日本勢は、去年に引き続きトップ10入りをした村上隆(10位)と、MoMAの設計を担当した建築家の谷口吉生(80位)の二人。

『Art Review』による「Power 100」は今年で3年目。今回、英国の全国紙の多くがこのレポートを取り上げたところをみると、アート業界実力者番付としての評価が国内で確立したようだ。(トコ)

BBCの記事
Art Reviewのサイト

11月3日

デミアン 21億円の儲け
 

「Power 100」が書店へと向かっているちょうどその頃、サザビーズではパワー減退気味のデミアン・ハーストが一大勝負に出た。昨年秋に閉店になったレストラン「Pharmacy」の丁度品を売りに出し、推定総売上を5倍も上回る11ミリオンポンド(21億3千万)を叩き出し大ニュースになった。

ハンマーが振り下ろされたのは、ロンドンのアートビジネスが頂点に達したフリーズ・アートフェアの翌日。会場にはアネリー・ジュダやハリー・ブレインズなどロンドンのディーラーや代理人500人以上が詰めかけ、150ロットからなる競売品が残らず落札された(ピーク時は1000人以上)。最高値をつけたのはバーで使われていた"薬品キャビネット"で落札価格は1.2ミリオンポンド(2.3億5千万円)。評価額100〜150ポンドの灰皿(6点セット)のような小物でさえも、その10倍以上の1,600ポンドで競り落とされた。

ハーストがデザインを担当した「Pharmacy」は、1998年にオープンするやいなや時代の先端スポットとして持てはやされ、ケイト・モスやヒュー・グラントなどのセレブもが足しげく通ったレストラン。しかしブームになったは良かったが、その徹底したデザインにレストランを薬局と間違える人が出るなどのトラブルも発生。王立薬剤師協会から非難され、一時的に名前を「Army Chap」と変える事態へと発展した(Army ChapはPharmacyのアナグラム)。

 


Damien Hirst, Parmacy
photo:Stephen White
Courtesy: the artist and Jay Jopling, White Cube, London
ハーストの薬品ケースが壁を囲む
Pharmacy一階のバー。









Damien HIrst
A pair of Martini Glass
estimate: 50-70 GBP
Sotheby's London

4,800ポンドで落札されたマティーニ・グラス。競売後にある新聞社の調べで明らかになったレストラン閉店後の作品のひとつ。


経営はその後徐々に悪化し、昨年秋についに閉店。今回売りに出された丁度品は、閉店時にハーストがレストラン側から買い戻した品々で、その時の買取金額は5,000ポンド(100万円)足らずと報道されている。今回のオークションは、その閉店作業をたまたま目にしたサザビーズの職員よって話が始まり、今年春の美術品管理会社モマートの倉庫火災を境に本格的に話が進んだと報じられている。

売上21億円。めでたし、めでたし…と言いたいところだが、まだ続きがある。今回の競売品、サザビースの説明では品物はすべて「Pharmacy」からのオリジナル品とされていたが、競売物のなかに「Pharmacy」閉店後の2004年に作られた品物が含まれていたことが、ある新聞社の調べで競売後に明らかになった。

「Pharmacy」の品と思って購入した人にはお気の毒なことだが、サザビーズ側はカタログには制作年が表記されていたので2004年の品と承知の上で購入したはず、デミアン・ハーストの作品という点では変わらないなどとコメントしているようだ。(トコ)

BBCの記事
Sotheby'sのサイト

 

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このページの掲載内容

テートvsサーチB・アートお蔵行きの運命?(11.29)

ギャラリー廻り:コークストリート界隈(11.26)
Ben Brown
B.Jacobson
Medici Gallery
Alison Jacques

余談…(11.26)
ヴォルフガング・ティルマンス

ギャラリー廻り:ウェストエンド(11.22)
*K・タイソン
*C・エイチソン
*K/ナカヤマ
*A・ミラー

余談…(11.22)
澤田知子

チャリティーの季節(11.12)
ArtVespa
Band Aid 20
Beckham Art

アート外を牛耳る100人(11.03)

デミアン21億円の儲け(11.03)