10月29日

「ターナー賞2003」展スタート

 

 

始まりました。そして今年もまた「16歳未満にはお勧めできません」との警告が出てしまいました。なんと保護者の同伴が必要になるとのことですが、その判断も分からなくもありません。いくらマンガちっくな作り物とはいえ、あれだけ露骨なモノを出されてしまっては、美術館の方も一言警告を出さないわけにはいかないでしょう。子供もたくさん来ることですし・・・。

 


Jake & Dinos Chapman
Untitled, 2002-2003,
Courtesy: The Photographers' Gallery

昨日、報道陣向けの鑑賞会が開かれ一足先に作品を拝ませていただきましたが、そこで「人気度から言うとレースの勝敗はもう出ているんじゃないの?」というような光景に遭遇。展示室はアーニャ・ガラチョ、ウィリー・ドハティ、チャプマン兄弟、グレイソン・ペリーと順に続いているのですが、みな最初の二つの部屋は素通り。三番目の部屋へと直行すると、みなお熱い「人形」の周りに陣取り、カシャカシャパチパチとやり始めるという具合。

ここまで旺盛なメディアサービスを見せてくれたのは、もちろんチャプマン兄弟に決まっていますが、今回二人はこの「人形」の他にも、蛆虫だらけの骸骨が木から吊るされた立体やゴヤのエッチングにいたずら書きをした作品を出品。卑猥度、残酷度、ホラー度、ユーモア度いずれにおいても群を抜いています。

はっきり言ってムードは、「チャプマン兄弟を選ばない勇気が審査員にあるのだろうか・・・」というほど彼ら一色ですが、他の作家も頑張っているのですから忘れてしまっては失礼。ガラチョは相変わらずの自然志向、束の間路線ですが、心が洗われるような美麗な世界を展開。ドハティはひたすら走り続ける男を映したダイナミックな映像作品を発表。ペリーは相変わらず破廉恥な壷が主役ですが、今回のために自分の履歴書代わりとなる壷を制作したということ。詳しくは近々レビューで。(トコ)

今すぐに読みたいという方は、The GuardianThe Timesにレビューが載っています。

「Turner Prize 2003」 Tate Britain
031029 - 040118

10月28日

フォグレス・フォーカス第二弾

 

 

企画第二回目となる今回は、今年のヴェネツィア・ビエンナーレに彗星のごとく現れ話題になったロンドン在住の現代美術作家、土屋信子さんにインタビュー。アーティストになった動機からビエンナーレ参加に至るまで詳しくお話を伺いました。

10月21日

展覧会カレンダー

 

 

展覧会カレンダー「ウェストエンドで展覧会」を更新しました。先週から始まったビル・ヴィオラ展(Haunch of Venision)、ヴェニス・ビエンナーレで金獅子賞を取ったペーター・フィッシュリ&ダヴィッド・ヴァイス(Spruth Magers Lee)など10件追加。

10月17日

展覧会レポート&展覧会カレンダー

 

 

テートモダンで始まったオラファー・エリアソンの「The Weather Project」を緊急レポート。クマさんの写真を堪能してください。

展覧会カレンダー「メジャー展示スペース」を更新しました。ロイヤル・アカデミーで明日から始まる「Giorgio Armani」展、ヘイワード・ギャラリーのリニューアル・オープン企画「Saved!」など7件追加。

10月13日

展覧会レビュー

 

 

オープンとともにこちらの新聞がこぞって取り上げた「ジョン・カリン」展。少し遅くなりましたがフォグレスでもレビューを載せてみました。

10月6日

F-EST

 

 

去年からスタートしたイーストエンドの現代アートフェスティバルF-ESTが、Frieze Art Fairにタイミングを合わせ今月17日から19日にかけて開かれることになりました。

去年にひきつづき、今年もギャラリーと美術館おそよ80団体が参加。なかにはスペシャルイベントを催す団体もあるようですが、主催者側がもっとも力を入れているのがギャラリー・ツアー。 ホックストン周辺のギャラリー12箇所を一日で回るロングコースと、エリア集中型のショート・コース14個が用意されています。

ガイド役を務めるのは、この地のギャラリー事情に詳しいキュレーターたち。ギャラリーはホワイトキューブやヴィクトリア・ミロなどの名所はもちろんのこと、普段あまり一般に公開されない自宅改造型のギャラリーDominic Berning、ギャラリーガイドにもまだ名前が載っていない新顔Lupe Galleryや1000000mphなど、かなり充実した取り合わせとなっています。

ツアー参加には申し込みが必要になりますのでお忘れなく。申し込み用紙はF-ESTのサイトからダウンロードできます(ちなみにツアーは有料です)。(トコ)

10月6日

展覧会レポート

 

 

ターナー賞レースに王手をかける「ジェイク&ディノス・チャプマン」展がいよいよスタート。さっそく会場におじゃまし、奇形児から殺戮シーンまでが展開する二人の狂気な世界を覗いてきました。

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このページの掲載内容

「ターナー賞2003」展スタート(10.29)

フォグレス・フォーカス第二弾(10.28)
土屋信子
展覧会カレンダー (10.21)
ウェストエンド

展覧会レポート(10.17)
The Weather Project
オラファー・エリアソン

展覧会レビュー(10.13)
ジョン・カリン

F-EST(10.6)

展覧会レポート(10.6)
ジェイク&ディノス・チャプマン