11月24日

更新情報

展覧会のページにレヴューを追加しました。
 

11月22日

V&Aにブリティッシュ・ギャラリーがオープン

V&A(ヴィクトリア・アンド・アルバート美術館)にブリティッシュ・ギャラリーが新しくオープンした。開設に3,100万ポンドを投入した新ギャラリーは、正面玄関左手のウェストウィング2階と4階に設置され、ヘンリー七世に始まりチャールズ・レニー・マッキントッシュに終わる英国の芸術品と工芸品3000点が展示されている。

新ギャラリーでは、展示品は大まかに年代別に分けられた上で「Style」 「Who led taste?」 「Fashionable living」 「What was new?」の4つのテーマごとに集められ、テーマに沿った鑑賞ができるようになっている。また、当時の室内装飾が再現され、絵画や調度品などをその環境の中で見ることができるよう工夫もなされている。

さらにスタディールームには、新ギャラリーを記念しCornelia Parker(コーネリア・パーカー)によるインスタレーション「Breathless」が飾られている。トランペットやホルンなどの楽器を潰して天井から吊ったもので、V&A唯一のコンテンポラリー・アートだが、早くもこの作品が問題となっている。修理すれば使える楽器をスクラップにしたということで、文化芸術などを破壊する行為だとして吹奏楽保護団体から強いクレームが出ている。(トコ)

最後に、V&Aでは常設展のための入場料5ポンドが本日より廃止となり無料となっている。

 

11月17日

ロンドンのギャラリー事情

3ヶ月留守にしていた間に、ロンドンのギャラリー業界ではビッグニュースが幾つかあったようだ。まずは、Anthony d'Offay Galleryが今年一杯でビジネスから撤退するというニュース。1965年創業のこの老舗ギャラリーの閉業は、この夏Bill Viola(ビル・ヴィオラ)展、Rachel Whiteread(レイチェル・ホワイトリード)展でメディアの注目をあつめたばかりなだけに信じがたい。

Lux Centre(ラックス・センター)も10月2日以来運営がストップしている。1997年にオープンして以来、フィルム、ビデオ、デジタルアートのプロモーションに専念してきたユニークな存在だけあって、今回の展開は非常に残念だ。ここのところがっかりするような企画が多かっただけに、まったく予想のできなかったこととは言いがたいが、実際こうなってみるとやっぱり悲しい。Hoxton Squareに行く楽しみが一つ減ってしまった。

それから、もうひとつ。噂によると、Boundary Road, NW8にあるCharles Saatchi(チャールズ・サーチ)のギャラリーがクローズするという。そして、来年秋頃をめどに中心部に今の何倍もの広さの新ギャラリーをオープンするという。ターゲットは、国会議事堂近くのCounty Hall。さらに、オープニングにはDamien Hirst(デミアン・ハースト)を持ってくるらしい。となると気になるのは、今のギャラリーの行方。建築家Max Grdon(マックス・ゴードン)によってデザインされたあの素晴らしいスペースは、いったいどうなってしまうのでしょうかね。(トコ)

 

11月16日

Doug Aitken

Serpentine Gallery(サーペンタインギャラリー)に行ってきました。観たのはカリフォルニア出身のアーティストDoug Aitken(ダグ・エイトケン)によるフィルムインスタレーション。Serpentineが今回のショーのためにコミッションしたもので、普段はアクセス禁止の地下室を含めて会場には20台もの大型スクリーンが並ぶ大掛かりなもの。作品を観てるというよりはイメージと音に包まれている感じ。現実を忘れて暫しAitkenの神秘の世界に浸ってしまいました。特マル付でお勧めです。詳しくは、また後ほど。Serpentineのホームページwww.serpentinegallery.orgでも情報が取れます。11月25日まで。(トコ)

11月13日

更新情報

展覧会のページを久々にアップデートしました。先日オールド・ストリート界隈を回った時のレヴュー3本を載せてあります。
Sages, Sientists and Madmen」展、One in the Otherにて
Sophie von Hellermann」展、Saatchi Gallery at Underwood St.にて
Juergen Teller」展、Modern Artにて

 

11月11日

Mike Nelson

ターナー賞候補を観にいってからというもの、Time Outを開くたびにICAでやってるMike Nelson展のことが気になっていたのですが、これがなかなかレイジーで‥‥。とそんな時に、とある友人からFilm Festivalで上映してる「マブダチ」を観ないかと誘われ行ってみることにしたのですが、ラッキーなことに会場がICA。おかげ様で、何とか無事最終日に滑り込むことができました。期待していたわりには、と言うか期待が大きかったせいなのか、インパクトはテートに比べてかなり軽めでした。観にいった方々、どう思われましたか?(トコ)
 

11月7日

「ターナー賞」展覧会

今日からターナー賞候補者の展示が始まった。候補者は、Richard Billingham、Martin Creed、Isaac Julien、Mike Nelsonの四人。今年の賞争いは、BillinghamCreedとフォグレスでカバーしたアーティストが二人も含まれているので、行方がすごく気になる。

今回は、写真にビデオ、フィルム、インスタレーションと新メディアが並ぶなか、絵画の姿は見当たらない。今までになかったわけではないが、長年アートの王座に君臨してきた絵画の最近の存在感の希薄さには、アート界の変化みたいなものを感じてしまう。21世紀の初っ端ってこともあり、今回のノミネートはかなり興味深いです。詳しいレポートはまた後日。(トコ)

 
11月4日

ギャラリーレポート

数日まえに日本から戻ったばかりで、ギャラリー巡りは3ヵ月ぶり。どこから手をつけようか迷ったあげく、日曜でもやってるところの多いOld Street& Shoreditchエリアをチョイス。

今回選んだギャラリーは3ヶ所。いずれもOld Street駅から歩いていけるとこばかりで、One in the OtherThe Saatchi Gallery at Underwood StreetModern Art。観たものは、順に平面と立体のミックス、絵画、写真、となかなかのバランス。

その後は、せっかくここまで来たのだからとブリック・レーンまで足をのばし腹ごしらえ。前から入ってみたかったユダヤ系のパン屋さんで、ソルトビーフ(牛肉を固まりのまま塩漬けにしたもの)のサンドイッチを食べた。柔らかくってボリュームたっぷりのお肉に思わず顔がホクホク。(トコ)

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このページの掲載内容
更新情報 (11.24)
V&Aにブリティッシュ・ギャラリーがオープン(11.22)
ロンドンのギャラリー事情 (11.17)
Doug Aitken (11.16)
更新情報 (11.13)
Mike Nelson (11.11)
「ターナー賞」展覧会 (11.7)
ギャラリーレポート (11.4)