ターナー賞2010、スーザン・フィリップスが受賞!

ツイッターでも流しましたが、今年のターナー賞はスーザン・フィリップス(Susan Philipsz)の手に渡りました。

彼女の受賞作は「Lowlands Away」というスコットランドの16世紀の哀歌を歌ったサウンドインスタレーションで、ターナー賞史上初の純粋なサウンドアートによる受賞になります。

作品の媒体は、フィリップスの歌声のみ。録音された彼女の肉声以外に展示室にあるのは、その声が流れてくる壁に取り付けられたスピーカー3台と、会場の真ん中にあるベンチひとつだけ。

従って、展示室は限りなく「空っぽ」に近いんですが、彼女の甘く爽やかな声がまるで目に見えないスカルプチャーのように展示室を包み込み、癒し効果のある体感アートを味わっているような充足感を感じる、そんな作品です。

フィリップスは一般大衆からの支持も高かったので、今年はプロ・アマの意見が一致した満足のいく結果だったと思います。春のグラスゴー・インターナショナルに行けなかったので、何かの機会にまたぜひ、そこで流すことを念頭につくられたというクライド川沿いで聞いてみたいものです。

詳しくはこちらで


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